ワイルドミニ四駆楽2 デートのネタにも使えます。
ミニ四駆?デート?
ミニ四駆を仮に女の子としに行った場合、男は飽きかけの彼女に気を遣うこと必至である。
うちの彼女みたいに「トライダガー走らせに行きたい!」なんて唐突に言い出す子もいるが多分それは稀だ。(それでも、一時間したら本人飽きてるし)
そもそも行きたがりません。
ミニ四駆のサーキットってばよっぽどの専門店以外は、基本的に電気屋のど真ん中とか目立つところにある。
しかもそこに集まるのは子供を押しのけて、我が物顔で騒ぐ大きなお友達。
いつでも可愛くありたい女性達にとって、対面的にどう見られるかは、一番大きな問題だと思う。
しかも同じ場所で変わり映えのしない、オシャレじゃない景色。
悲しいことに飽きてくるみたいなんだよね。
ワイルドミニ四駆の優位はそこにある。
何気ない裏山や、ひとけのすくない河原、冬の海。
その全てが遊ぶフィールドになる。
キャッチボールをする公園デートの軽いノリでミニ四駆が出来てしまう。
つまり、遊びに行くフィールドの制限がぶっ飛び、いつだって新鮮な景色、出会ったことのないなにかに会えるのだ。
変わりゆく景色を五感で感じる。
これは副次的ではあるが、ワイルドミニ四駆最大の魅力ではないかと思う。
女の子は、いろいろたくさんがお好き。
男なら大量の唐揚げを目の前に置かれたら、たいてい満足してしまうが、女性ってばアソートものが好きだ。
子供を育み育てる、その際にいろいろ経験しておいた方が引き出しが広がる。
そんな意図があったかは、女性という素晴らしい存在を作り出した神様しかわからない。
だけど、母親を見ても彼女を見ても女友達をみても、みんないろいろが好きだし、我々よりも新しいなにかに夢中だ。
そんな彼女らにとってワイルドミニ四駆は彼氏のつまらない趣味に付き合ってやってる、というよりも「次はどこで遊ぶの?」といった新しい経験を詰めることの喜びを感じているようでさえある。
決めつけで語るのは勿体ない。
女は男のことなんかわからない。
決めつけで入ろうとする人はおおい。
わからせようとすらしていない人もごまんといる。
その努力すら怠って「わかって貰えない」というのは相手に対する究極の無礼だ。
そんな自分の趣味をわかってくれない彼女と一緒に、ワイルドミニ四駆デートなんてどうでしょう?