ミニ四駆空力学1 肯定から初めてみるダウンフォース学
主には、ミニ四駆のスピード域では空力効果なんて関係がないという意見が大多数である。
ほんとうにそうか?
ここでソースを提示してみよう。
野間さんの実験結果では最大3g程のダウンフォースが発生している。
さらにソースとしては不十分だろうが、このような研究もしているようだ。
さらにネットを探していると、「効果がある」と結論づいている情報は沢山ある。
たしかにローラーからのダウンスラストを越えるレベルでのダウンフォースは得ることができないだろうが、「発生をしていない」と決めつけるのはどうだろうか?
そこで、検証はできないので、言葉で考えてみる。
- グランドエフェクトとは気圧差で発生しているものであり、無限大に空気の広がるボディ上とノーズから空気が流入するだけの下面では必然的に下向きに押さえつけるような気圧差が発生すると考えられる。
- 1に付け加えてボディ形状が複雑なため、当然上面と下面との空気の速度差が生まれてやはり下向きに押さえつけるような力が働くと考えられる。
- そもそも、ミニ四駆より質量、サイズ、スピード共に小さいはずの紙飛行機が飛行できている。
そもそも、タミヤ本社には私たちよりはるかに物理学に精通した専門家がいるわけで、素人の我々が高校卒業程度の数学の知識(下手すりゃ算数レベルの知識)でマシン構造について、まずは否定から入るのは勿体なくはないだろうか。
・・・まぁ、土屋博士のダウンフォース万能学をみたら、否定から入りたい気持ちもわからないではないけど。
ミニ四駆特別企画商品 エアロ アバンテ (ゴールドメッキ仕様) 95267
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 2016/01/09
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
- 作者: こしたてつひろ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/05/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」DVD-BOX(完全生産限定版)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/10/24
- メディア: DVD
- クリック: 29回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
ARシャーシ学2 クラウンとトルク
画像のギアはARシャーシのリアに使っていたカーボンクラウンである。
すこし分かりにくいけど、明らかに歯が欠けているのがわかる。本来ならば壊れやすいのはフロント側らしいのだが我が家のARはフロントクラウンの噛み合わせをギリギリまでトルク寄りにしているので、クラッシュ時パワーが逃げ場を失いリアクラウンに集中したと考えられる。
この時にカーボンクラウンにかかったトルクを計算するとPDの20.4g×3.75EXカウンターだから、実に70g以上ものトルクが歯にかかったという計算になる。(あくまでメーカー公評値から駆動によるロスは考えないとする。)
強烈なトルクがかかった時に、回るか、壊れるかの二択しか与えてないセッティングなので当然といえば当然か。
AR、とてもパワフルである。
タミヤ <15462> カーボン強化ギヤ G13・8Tピニオンセット【グレードアップパーツシリーズ No.462】
- 出版社/メーカー: タミヤ
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
バンパー学 1
カーボンステーが本日発売となった。
最近の傾向からいって、多分みんなスラダンに改造されていくんだろう。
ここで、スライドダンパーのメリットを今一度おさらいしてみる。
- コーナー時に車両にかかる負担の軽減
- 継ぎ目等での安定性の向上
- スピード抑制
ここのサイトでも触れられているように遅いのだ。
だったら、なぜスラダンか。 簡単な事だ。
公式のデジタルカーブではそちらの方が安定するからだ。(もっとも、これに関しても異論はあるが後日)
少なくとも、店頭のJCJCベースのコースでは無理してスライドダンパーをつける意味は感じられない。
もう一度基本に返って硬いマシン作りを我々はおすすめしたい。
ミニ四駆特別企画商品 HG カーボンフロントステー (1.5mm) フルカウルミニ四駆20周年記念 95253
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 2016/02/06
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
ミニ四駆特別企画商品 ミニ四駆 カーボン強化ホイールセット (ローハイト) 95245
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 2016/02/06
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
グレードアップパーツシリーズ No.480 ネオトライダガーZMC クリヤーボディセット 15480
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 2015/03/07
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
粗雑な話 1
レツゴの隆盛から始まってポケモンに食い尽くされ、消えかかった炎は、諦めの悪いタミヤと物好きなファンによって再び再点火しつつある。
2次ブームからかれこれ20年近く一緒に遊んできた身としては、うれしい反面迷惑に思う気持ちも確かにある。
と、いうのも、最近ネットでコピペして意味もわからないまま組んでいるマシンや、よくわからないウザい体育会系の先輩後輩ノリや、子供を置き去りにして騒いでる大人が、明らかに目立つ。
しかもはばを効かせてるからたちが悪い。
われわれ古くからのファンはそっとしておいてほしいだけなんだ。
今この年齢で「子供の遊び」に本気で関わる上での、大人としての最低限のマナーはわきまえられるようになりたいと、そんな事を考えながら締める、初めての粗雑な話
ゲキドライヴ学1
ゲキドライヴについて今日とあるブログで聞いた話。
「オーバルでは大経タイヤにハイパワーモーターが速い。」
という話。
どうやらそのブロガーさんは屋内サーキットのオーバルでやったらしい。
かくいう我々は屋外に野ざらしで走らせたわけだが、ほぼ同じセッティングのGDマシンは3週も走れなかったんだよね。
おかしいなと思って考えてたんだけど、思いついた理由がいくつか。
1.気温が低かったからタイヤがグリップしなかった
2.屋外だからチリやホコリにやられてタイヤがグリップしなかった
→どちらにせよグリップ不足が走行安定性に影響をもたらした可能性が高い。
ゲキドライヴ、なかなか奥深いかも知れない。
SFMシャーシ学1 補足
http://blogs.yahoo.co.jp/yossy_3249/69602027.html
http://mini4wd.rei-farms.jp/weight/
上記のサイトから
モーターの重さが約17.5g、カウンターギアの重さが約0.5g
ネオチャンプの重さが1本18.2g
写真のようにモーターは電池の3分の1程の大きさである。
ネオチャンプ2本で36.4gコレを3で割って約12.1g
モーターとカウンターギアを合わせて18gであるからSFMシャーシはフロントヘビーと言える。
SFMシャーシ学1
SFMシャーシはリアヘビーという俗説が広がっている。
理由としては「電池の方が重たいから」だ、そうだ。
ちょっとまってほしい、FM使いは今マシンの重心を電池を入れて試してみてほしい。
多分リアによっぽどの重量物を載せないとリアヘビーにはならないはずだ。
車に置き換えると分かりやすい。
フロントヘビーのホンダアコードにフル乗車したところで、リアヘビーはならない。
乗員が一番の重量物なのになんでだろう。
ミニ四駆だって電池が一番の重量物だ。
まあ多分、重量物が重心を覆うように横たわってるからだろう。
車体真ん中から見て、70%の電池と、30%の電池+モーターだとどちらが重いだろう。
1/32 フルカウルミニ四駆 No.19 ガンブラスターXTO 19419
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 1997/06/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
- クリック: 4回
- この商品を含むブログを見る