(株)マンガンライフ

四国の右端でいろいろ考えるブログです。

ARシャーシ学2 クラウンとトルク


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画像のギアはARシャーシのリアに使っていたカーボンクラウンである。
すこし分かりにくいけど、明らかに歯が欠けているのがわかる。
本来ならば壊れやすいのはフロント側らしいのだが我が家のARはフロントクラウンの噛み合わせをギリギリまでトルク寄りにしているので、クラッシュ時パワーが逃げ場を失いリアクラウンに集中したと考えられる。

この時にカーボンクラウンにかかったトルクを計算するとPDの20.4g×3.75EXカウンターだから、実に70g以上ものトルクが歯にかかったという計算になる。(あくまでメーカー公評値から駆動によるロスは考えないとする。)

強烈なトルクがかかった時に、回るか、壊れるかの二択しか与えてないセッティングなので当然といえば当然か。

AR、とてもパワフルである。


バンパー学 1

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カーボンステーが本日発売となった。
最近の傾向からいって、多分みんなスラダンに改造されていくんだろう。
ここで、スライドダンパーのメリットを今一度おさらいしてみる。

  1. コーナー時に車両にかかる負担の軽減
  2. 継ぎ目等での安定性の向上
  3. スピード抑制
つまり、スピードがあがるメリットはない。
ここのサイトでも触れられているように遅いのだ。

だったら、なぜスラダンか。 簡単な事だ。
公式のデジタルカーブではそちらの方が安定するからだ。(もっとも、これに関しても異論はあるが後日)

少なくとも、店頭のJCJCベースのコースでは無理してスライドダンパーをつける意味は感じられない。

もう一度基本に返って硬いマシン作りを我々はおすすめしたい。

粗雑な話 1

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レツゴの隆盛から始まってポケモンに食い尽くされ、消えかかった炎は、諦めの悪いタミヤと物好きなファンによって再び再点火しつつある。

 
2次ブームからかれこれ20年近く一緒に遊んできた身としては、うれしい反面迷惑に思う気持ちも確かにある。
 
と、いうのも、最近ネットでコピペして意味もわからないまま組んでいるマシンや、よくわからないウザい体育会系の先輩後輩ノリや、子供を置き去りにして騒いでる大人が、明らかに目立つ。
しかもはばを効かせてるからたちが悪い。
 
われわれ古くからのファンはそっとしておいてほしいだけなんだ。
 
今この年齢で「子供の遊び」に本気で関わる上での、大人としての最低限のマナーはわきまえられるようになりたいと、そんな事を考えながら締める、初めての粗雑な話
 
 


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ゲキドライヴ学1

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ゲキドライヴについて今日とあるブログで聞いた話。
オーバルでは大経タイヤにハイパワーモーターが速い。」
という話。
 
どうやらそのブロガーさんは屋内サーキットのオーバルでやったらしい。
 
かくいう我々は屋外に野ざらしで走らせたわけだが、ほぼ同じセッティングのGDマシンは3週も走れなかったんだよね。
 
おかしいなと思って考えてたんだけど、思いついた理由がいくつか。
 
1.気温が低かったからタイヤがグリップしなかった
2.屋外だからチリやホコリにやられてタイヤがグリップしなかった
 
→どちらにせよグリップ不足が走行安定性に影響をもたらした可能性が高い。
 
ゲキドライヴ、なかなか奥深いかも知れない。
 
 

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ゲキドライヴ GD-002 ナイトクーガー

ゲキドライヴ GD-002 ナイトクーガー

 

 

 

ゲキドライヴ RC-01 マスタースピードウェイ

ゲキドライヴ RC-01 マスタースピードウェイ

 

 

 

ゲキドライヴ GD-003 バーストフェネクシオン

ゲキドライヴ GD-003 バーストフェネクシオン

 

 

SFMシャーシ学1 補足

http://blogs.yahoo.co.jp/yossy_3249/69602027.html

http://mini4wd.rei-farms.jp/weight/

上記のサイトから

モーターの重さが約17.5g、カウンターギアの重さが約0.5g

ネオチャンプの重さが1本18.2g

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写真のようにモーターは電池の3分の1程の大きさである。

ネオチャンプ2本で36.4gコレを3で割って約12.1g

モーターとカウンターギアを合わせて18gであるからSFMシャーシはフロントヘビーと言える。

 


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SFMシャーシ学1

 


 

 

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SFMシャーシはリアヘビーという俗説が広がっている。
理由としては「電池の方が重たいから」だ、そうだ。
 
ちょっとまってほしい、FM使いは今マシンの重心を電池を入れて試してみてほしい。
 
多分リアによっぽどの重量物を載せないとリアヘビーにはならないはずだ。
 
車に置き換えると分かりやすい。
フロントヘビーのホンダアコードにフル乗車したところで、リアヘビーはならない。
乗員が一番の重量物なのになんでだろう。
ミニ四駆だって電池が一番の重量物だ。
 
まあ多分、重量物が重心を覆うように横たわってるからだろう。
 
車体真ん中から見て、70%の電池と、30%の電池+モーターだとどちらが重いだろう。

 

 

 

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1/32 フルカウルミニ四駆 No.19 ガンブラスターXTO 19419

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ARシャーシ学 1

 


 

 

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巷で「速くなりにくい」と言われるARシャーシだけど、ARシャーシが遅くなる理由について経験談を踏まえて分析してみる。

 

1.重量が重たい

ARシャーシはノーマル時ですら重たいけど、ファーストトライパーツセットを組み込むと電池込みで180グラムにもなる。10グラムでも速さに直結するミニ四駆にとって、それは十分に重たい。

 

2.軽量化のし過ぎ

かと言って軽くし過ぎると駆動系が噛み合わないため、単純にスピードが出ない。まあ、なんのシャーシでも同じか。

 

3.精度高すぎ

精度が高すぎることによりプロペラシャフトとの噛み合わせが危うくなるとギアを壊し、最悪の状態となる。回すだけの抵抗抜きならましてフロントクラウンがよく割れる。精度が高すぎるからギアのトルクも半端じゃない。

 

4.ペラシャとスパーが当たる。

音鳴りの理由がまさにこれ。

実はペラシャ自体にも遊びが多いが、ここは下手に調整してしまうと変に遅くなる。

 

速くするには、回る足よりまずはトルクが抜けない足回りを組んでやることが重要。

ちゃんとしっかり、ギアを噛み合わせてやること。曖昧な噛み合わせはARだと壊れる。

 

多分剛性抜きなんかしたら性能は発揮できなくなる。

軽量化だからって短絡的に合成を抜く前に、まずは重量級ユニットを見直してみてはいかがだろうか。

 

 


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