マスダンパー学2 ホントにいる?それ
ファッションならいいけど。
まずは、この動画をどうぞ。
こんなに違いが!!ミニ四駆 着地挙動スロー -mini4wd Shock absorber Slow motion - YouTube前回マスダンパー学でも話したように、ミニ四駆における対衝撃機構はサイドマス+リアマスダンパーで充分だと、私は直感的に感じていたのだけど、そのとおりの結果になっているではないか。
どうみたって、提灯が跳ねている、ヒクオなんてさらに跳ねる。
提灯系がはねる理由。
すごく簡単な事だ。
着地の瞬間を考えて欲しい。
地面に着地したマスダンパーは反動で跳ね上がる。
この跳ね上がる部位のマスが大きければ大きいほど、車体を上に飛ばそうとする力は当然大きくなる。
着地の瞬間、確かに提灯系システムが地面に入力する力は膨大だろうがその分跳ね返されるチカラもでかい。
さらにタチが悪いことに、リアユニットからフロントタイヤまで大きく使って制動するもんだから、車体全体が引っ張られてしまう。
カーボン板を多用する提灯なら陥りやすい欠陥だし、ボディがついたヒクオならもっと絶大な反動が来る。
着地後の挙動
全体が浮き上がったマシンは、、着地後にコーナーで振られてもっと危うい状態に持っていかれる。
これは単純に重心が動きすぎる上に、高いことに原因がある。
参考までにスローで確認して欲しい。
じゃあノリオは?
このブログ的に言うならノリオもNOだ。
だって、あれ手間して改造する割にサイドマスとストローク変わらないもの。
流行る理由もわかる。
効果はないけど、自分オリジナルな機構を作れたのがかっこいい、ノーマルじゃない俺すごい。
タミヤのパーツを加工する俺すごい。
こんな所だろうね。
こんな連中に「ミニ四駆真剣にしてます」なんて押し付けがましく言われても笑いも出ない。
もっというなら、オリジナルなその機構、何番煎じだよ。
ミニ四駆の本質
試す、失敗する、考える、試す。
この過程が楽しいんであって、速さだけがいいんじゃない。
速いマシンがほしいなら、ヤフオクで買えばいい。
私は、試行錯誤しながらサーキットで障害物になってしまう、異音のする小学生のマシンの方が、どんな複雑なコピペマシンより好きだ。