(株)マンガンライフ

四国の右端でいろいろ考えるブログです。

ワイルドミニ四駆楽1 山ノススメ


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ワイルドミニ四駆を知っているだろうか。

レーサーミニ四駆が発売される前、タミヤがまだ実車系ミニ四駆をメインに展開している時代のこと。

販売が泣かず飛ばずだったミニ四駆のテコ入れを狙うべく開発されたのが、当時ブームだったビックフットをベースにデザインしたワイルドミニ四駆だった。

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存在感溢れるシルエットに棲む圧倒的なパワー。

ワイルドミニ四駆は何と言ってもパワフル。
タイヤがでかいからある程度の段差なら余裕で超えられる。
巨大なトルクを生み出すギア比のおかげで40度の坂だって登れてしまう。
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操作も思いのまま。

リアのドライヴシャフトに紐を繋いでしまえば意のままに操作可能。
スピードだって速くはないから歩いてだってついていける。
走破性だって高いから外遊びも抜群に楽しい。
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遊びの幅を試される愉しさ。

この日はマンガンライフスタッフ2名と山登りワイルドラリークロスを楽しんできた。
道の選択。未知との遭遇。新しく見る景色。
そのすべてはワイルドミニ四駆と出会えなければ出会えることがなかった原風景。

与えられる遊びじゃ満足しない。遊び方は自分で創りたい。
ミニ四駆とは本来そうあるべきで、レーンを速く走らせるだけがミニ四駆ではないと教えてくれる。

ワイルドは自由だ。
女の子だって遊べてしまう懐の広さ。
走る場所を自分で選べるおおらかさ。
おもちゃの遊びで景色に感動する素晴らしさ。

ワイルドミニ四駆は素晴らしい。




レビュー トミカプレミアム 日産スカイラインGT-R V-specⅡ Nur (R34)


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ニュルの名を冠するGT-R

日産といえばGT-R、これは車好きの中でももはや常識である。
そのGT-Rの歴史の中でも、聖地ニュルブルクリンクの名前を冠したモデルをテーマにしたこのトミカを扱いたい。
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トミカという枠の限界

まだ、私が小学生だった時代にR34GT-Rのトミカが発売されたわけだが、その当時のトミカの出来には当時ですらガッカリした。
抜けてないリアウイング、全く似てないフロント周り、やる気がないとしか思えないリア周り、全てが忌々しかった。
そんなR34トミカが長い時を経てリニューアルされたので詳しく見ていこう。
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ライトは透明感あるクリアパーツで再現されている。また、各種インテークも勿論塗装されており、クオリティは抜かりない。
象徴とも言えるGT-Rエンブレムもかっちり再現。
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トミカらしく、ドアの開閉ギミック付き。
内装も専用バケットシートの再現までしてしまう気合の入りよう。
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リアウイングは当然のように抜けている。
ちゃんと印刷でエンブレム回りも再現。
しっかりウインカーが塗られているのが個人的には嬉しい。
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タイヤもトミカ汎用タイヤではなく、純正品を再現した専用品。
当時GT-R以外の車に履かせるのが異様に流行っていた記憶がある。
そして、昔販売していたトミカリミテッドはゴムタイヤだったからゴムなのかと思っていたら樹脂タイヤ。
ネットではガッカリしたという意見が多数だけど、ゴムタイヤだとこの扁平率のタイヤにはならないだろうからむしろ歓迎したい限りである。

GTのエンブレムもちゃんと右側の赤を再現。
25GT-tとかも…流石にこないか。

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総括
800円で、常時このクオリティを叩き出してくれるならすごく嬉しい。
エブロやミニチャンプスのような過激なクオリティは無いけど、ミニカーとして気軽に買えて仕事場のデスクにでも置いとける楽さが最大のメリットだと思う。
なおかつ、トミカリミテッドみたいな諦めた感もまるでなく、堂々置いて恥ずかしく無いクオリティで、コスパは高いと思う。

4月はインプレッサ22B STi、買わねば。

タイヤ学1 硬いと速いのか?

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負けた。完膚無きまでに叩き潰された。

土曜日、伸びすぎた髪を切りに美容室に行ってきた。
予約の時間までかなり時間があったので、
近くにあるエディオンのコースで彼女のネオトライダガーのセッティング変更の成果を確かめに行ってみた。
マグナムで完全に振りちぎるつもりで臨んだわけだが、タイトル通り彼女のトライダガーに全敗したのだ。

内部メカ的にはマグナムのOEM、モーター、電池共にトライダガーと交換してみたが、それでも敵わない。

ポリカとプラボディの差かと思って変えてはみたものの、それも無駄に終わり。

残された差異はタイヤ。
マグナムはスーパーハード、トライダガーはミディアムオフセットトレッド(内履き。

ここで、タイヤについて考えてみた。
  1. かつて行きつけの店で聞いた、コースによって必要なグリップが違うということ。
  2. マンガンライフ研究所のえまぬえる氏のライズエンペラー(MA、トルク超速シリコンタイヤ)にコーナーでは敵わないこと。
  3. スーパーハードやそれより固いローフリが現環境で主流で「速い」と、思い込まれていること。
  4. 当然、実写だと曲がりくねったコースはソフトの方が速いということ。

コースによってグリップがちがう?

実写に当てはめて考えるのなら、普通に納得できる話だ。
当然、気温やら湿度、チリやゴミなどで最適のタイヤは変わる。ミニ四駆でもどうやら起こり得る事象らしい。

シリコンタイヤにコーナーで負けた

実写同様、グリップの高いタイヤがコーナーでは速いらしい。おそらく、コーナーでの損失を力ずくで推進力で補っている。
TTなんかの再加速も目を見張るものだ。

スーパーハードやローフリが持て囃されてるから・・・

グリップの低いタイヤの方がミニ四駆の場合は速い(デフがないから)という通説があるが、最近疑問になってきた。
ソフトタイヤに追いかけられたこともそうだが、嫌いな提灯系システムを盲信している輩が支持しているから、ということもある。(要検証

実車はやわらかい方が速い

当然といえば当然だ。コーナーで多大な抵抗を受けながら再加速するんだから、トラクションは稼がないとタイムが出るわけがない。

これから検証してみるので確実な事はいえない。
でも、もしかしたらもしかするかもしれないな。

マスダンパー学1 考え方と必要性

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マスダンパーを勘違いしてはいないか?

ミニ四駆の衝撃吸収には種類がある。

マスダンパーに代表される免震機構と、サスマシンに代表される衝撃吸収機構だ。

最近流行りの提灯系機構、ヒクオやノリオは免震機構に分類される。

別々に挙動を分析しよう。

免震機構

基本はアメリカンクラッカーの理屈である。
着地ではね上げられたオモリがマシンとの取り付け部を下に叩く。この時奇妙な表現ではあるけど、マシンは下に跳ねている。
当然下にはそれ以上跳ねようがないので地面にへばりつくような挙動になる。

衝撃吸収機構

サスマシンやユーロシステムに代表される衝撃吸収機構は下に沈もうとストロークする力で縦揺れをマシにしようという効果がある。
マンガンライフでサスマシンを研究していたメンバーによるなら、サスだけではミニ四駆の場合衝撃吸収に問題があるらしいし、ソフトタイヤや駆動系を弄るため、駆動のロスは必然的に多くなる。

画像のマシンであるが、ダンパーなしでテーブルトップを余裕で抑えきった。
これはマシン全身で免震出来たからだ。

なぜ提灯系を載せないのかについては後日。

粗雑な話2 よく分からない現象


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気がつけば1000PV突破

どうも、マンガンライフのべんぞうです。

このブログ、マンガンライフのスタッフで書くつもりでいたのに気がついたらしっかり私しか書いていないです。

タイトルでも触れたとおりなんですが、昨日気がついたら1000PV突破しておりました。

みんなのブログアクセス数の平均は?50PV以上で上位3割だと!? | ブログマーケッターJUNICHI

どうやらここのソースを見る限り、一日で平均100PVを稼ぎ出してる我ブログはやはりかなり特殊みたいです。

私自身昔やってたブログは2年で1000回すのが精一杯。10年たった今見に行ったら4000位と堅実に回っておりませんでした。

むだに研究したがりな私たちですから、今回も例に漏れず色々理由を探っていたのですが、次のような理由が見えてきました。どうでしょう。

  1. 無駄な顔文字、絵文字や極端な表現をしない。
  2. 簡潔に書くよう、もしくはソースがあるなら出来るだけ提示できるよう心がける。
  3. 自分の意見で語る。
逆に言うなら、自分が見たくないブログは
  1. 絵文字、顔文字でうざい。
  2. 憶測でよくわからない。
  3. 受け売りしか喋らない。
  4. 仲間内のネタしかしない。
なるほど真逆だ。
なるほど、ブログは飾らない方がいいのかな。

ふむ。

ゲキドライヴ学2 みんなが気になるそこの所

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アクセス解析を見ていたところ、ゲキドライヴに関して関心がある人がとても多く感じる。

現に我がブログにはゲキドライヴについて調べてくる人がすごく多い。
みんな気になっていると思う。

ゲキドライヴは流行るのか
ということについて

ただあえて宣言するなら流行らないと思う。
・・・なぜか、それは下記の二つの理由が考えられるからだ。
  1. 設計がホビーライクではない
  2. バンダイにやる気がない。

設計について

ミニ四駆を触っている人なら分かるだろうが、ミニ四駆は所詮子供の玩具ながらえらくホビーライクな構造をしている。
まず、パワフルなモーターがあって、それを回すために必要最小限パワーの高い単三電池で動かす。
それに沿って、ルールやコースが広がっているから世界の広がりがある。

コースをコンパクトに、フリーレーンが売りなゲキドライヴはルールやコースに設計が持ってかれてるから閉塞感があるし、迫力もない。
すごく玩具ライクな構成だ。

子供騙しには子供が一番敏感なんだ。

バンダイにやる気がない

近くのミニ四駆ステーションでゲキドライヴのレースがあったが、誰もいないので中止になった。コースもオーバルしか作れない現状。

バンダイは完全にやる気がない。なんか秘策でもあるのだろうか。



現状ではミニ四駆コースを占有する悪い大人のおかわりになればいいレベル。

もうちょい本気になろうぜバンダイ

ミニ四駆空力学1 肯定から初めてみるダウンフォース学

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ミニ四駆に空力なんて関係がないとはよく聞くが、このブログでの結論は「関係がないと断言する方が不自然」と発言したい。

主には、ミニ四駆のスピード域では空力効果なんて関係がないという意見が大多数である。

ほんとうにそうか?
ここでソースを提示してみよう。
野間さんの実験結果では最大3g程のダウンフォースが発生している。
さらにソースとしては不十分だろうが、このような研究もしているようだ。

さらにネットを探していると、「効果がある」と結論づいている情報は沢山ある。

たしかにローラーからのダウンスラストを越えるレベルでのダウンフォースは得ることができないだろうが、「発生をしていない」と決めつけるのはどうだろうか?

そこで、検証はできないので、言葉で考えてみる。
  1. グランドエフェクトとは気圧差で発生しているものであり、無限大に空気の広がるボディ上とノーズから空気が流入するだけの下面では必然的に下向きに押さえつけるような気圧差が発生すると考えられる。
  2. 1に付け加えてボディ形状が複雑なため、当然上面と下面との空気の速度差が生まれてやはり下向きに押さえつけるような力が働くと考えられる。
  3. そもそも、ミニ四駆より質量、サイズ、スピード共に小さいはずの紙飛行機が飛行できている。
そもそも、タミヤ本社には私たちよりはるかに物理学に精通した専門家がいるわけで、素人の我々が高校卒業程度の数学の知識(下手すりゃ算数レベルの知識)でマシン構造について、まずは否定から入るのは勿体なくはないだろうか。

・・・まぁ、土屋博士のダウンフォース万能学をみたら、否定から入りたい気持ちもわからないではないけど。