(株)マンガンライフ

四国の右端でいろいろ考えるブログです。

マスダンパー学1 考え方と必要性

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マスダンパーを勘違いしてはいないか?

ミニ四駆の衝撃吸収には種類がある。

マスダンパーに代表される免震機構と、サスマシンに代表される衝撃吸収機構だ。

最近流行りの提灯系機構、ヒクオやノリオは免震機構に分類される。

別々に挙動を分析しよう。

免震機構

基本はアメリカンクラッカーの理屈である。
着地ではね上げられたオモリがマシンとの取り付け部を下に叩く。この時奇妙な表現ではあるけど、マシンは下に跳ねている。
当然下にはそれ以上跳ねようがないので地面にへばりつくような挙動になる。

衝撃吸収機構

サスマシンやユーロシステムに代表される衝撃吸収機構は下に沈もうとストロークする力で縦揺れをマシにしようという効果がある。
マンガンライフでサスマシンを研究していたメンバーによるなら、サスだけではミニ四駆の場合衝撃吸収に問題があるらしいし、ソフトタイヤや駆動系を弄るため、駆動のロスは必然的に多くなる。

画像のマシンであるが、ダンパーなしでテーブルトップを余裕で抑えきった。
これはマシン全身で免震出来たからだ。

なぜ提灯系を載せないのかについては後日。

粗雑な話2 よく分からない現象


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気がつけば1000PV突破

どうも、マンガンライフのべんぞうです。

このブログ、マンガンライフのスタッフで書くつもりでいたのに気がついたらしっかり私しか書いていないです。

タイトルでも触れたとおりなんですが、昨日気がついたら1000PV突破しておりました。

みんなのブログアクセス数の平均は?50PV以上で上位3割だと!? | ブログマーケッターJUNICHI

どうやらここのソースを見る限り、一日で平均100PVを稼ぎ出してる我ブログはやはりかなり特殊みたいです。

私自身昔やってたブログは2年で1000回すのが精一杯。10年たった今見に行ったら4000位と堅実に回っておりませんでした。

むだに研究したがりな私たちですから、今回も例に漏れず色々理由を探っていたのですが、次のような理由が見えてきました。どうでしょう。

  1. 無駄な顔文字、絵文字や極端な表現をしない。
  2. 簡潔に書くよう、もしくはソースがあるなら出来るだけ提示できるよう心がける。
  3. 自分の意見で語る。
逆に言うなら、自分が見たくないブログは
  1. 絵文字、顔文字でうざい。
  2. 憶測でよくわからない。
  3. 受け売りしか喋らない。
  4. 仲間内のネタしかしない。
なるほど真逆だ。
なるほど、ブログは飾らない方がいいのかな。

ふむ。

ゲキドライヴ学2 みんなが気になるそこの所

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アクセス解析を見ていたところ、ゲキドライヴに関して関心がある人がとても多く感じる。

現に我がブログにはゲキドライヴについて調べてくる人がすごく多い。
みんな気になっていると思う。

ゲキドライヴは流行るのか
ということについて

ただあえて宣言するなら流行らないと思う。
・・・なぜか、それは下記の二つの理由が考えられるからだ。
  1. 設計がホビーライクではない
  2. バンダイにやる気がない。

設計について

ミニ四駆を触っている人なら分かるだろうが、ミニ四駆は所詮子供の玩具ながらえらくホビーライクな構造をしている。
まず、パワフルなモーターがあって、それを回すために必要最小限パワーの高い単三電池で動かす。
それに沿って、ルールやコースが広がっているから世界の広がりがある。

コースをコンパクトに、フリーレーンが売りなゲキドライヴはルールやコースに設計が持ってかれてるから閉塞感があるし、迫力もない。
すごく玩具ライクな構成だ。

子供騙しには子供が一番敏感なんだ。

バンダイにやる気がない

近くのミニ四駆ステーションでゲキドライヴのレースがあったが、誰もいないので中止になった。コースもオーバルしか作れない現状。

バンダイは完全にやる気がない。なんか秘策でもあるのだろうか。



現状ではミニ四駆コースを占有する悪い大人のおかわりになればいいレベル。

もうちょい本気になろうぜバンダイ

ミニ四駆空力学1 肯定から初めてみるダウンフォース学

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ミニ四駆に空力なんて関係がないとはよく聞くが、このブログでの結論は「関係がないと断言する方が不自然」と発言したい。

主には、ミニ四駆のスピード域では空力効果なんて関係がないという意見が大多数である。

ほんとうにそうか?
ここでソースを提示してみよう。
野間さんの実験結果では最大3g程のダウンフォースが発生している。
さらにソースとしては不十分だろうが、このような研究もしているようだ。

さらにネットを探していると、「効果がある」と結論づいている情報は沢山ある。

たしかにローラーからのダウンスラストを越えるレベルでのダウンフォースは得ることができないだろうが、「発生をしていない」と決めつけるのはどうだろうか?

そこで、検証はできないので、言葉で考えてみる。
  1. グランドエフェクトとは気圧差で発生しているものであり、無限大に空気の広がるボディ上とノーズから空気が流入するだけの下面では必然的に下向きに押さえつけるような気圧差が発生すると考えられる。
  2. 1に付け加えてボディ形状が複雑なため、当然上面と下面との空気の速度差が生まれてやはり下向きに押さえつけるような力が働くと考えられる。
  3. そもそも、ミニ四駆より質量、サイズ、スピード共に小さいはずの紙飛行機が飛行できている。
そもそも、タミヤ本社には私たちよりはるかに物理学に精通した専門家がいるわけで、素人の我々が高校卒業程度の数学の知識(下手すりゃ算数レベルの知識)でマシン構造について、まずは否定から入るのは勿体なくはないだろうか。

・・・まぁ、土屋博士のダウンフォース万能学をみたら、否定から入りたい気持ちもわからないではないけど。


ARシャーシ学2 クラウンとトルク


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画像のギアはARシャーシのリアに使っていたカーボンクラウンである。
すこし分かりにくいけど、明らかに歯が欠けているのがわかる。
本来ならば壊れやすいのはフロント側らしいのだが我が家のARはフロントクラウンの噛み合わせをギリギリまでトルク寄りにしているので、クラッシュ時パワーが逃げ場を失いリアクラウンに集中したと考えられる。

この時にカーボンクラウンにかかったトルクを計算するとPDの20.4g×3.75EXカウンターだから、実に70g以上ものトルクが歯にかかったという計算になる。(あくまでメーカー公評値から駆動によるロスは考えないとする。)

強烈なトルクがかかった時に、回るか、壊れるかの二択しか与えてないセッティングなので当然といえば当然か。

AR、とてもパワフルである。


バンパー学 1

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カーボンステーが本日発売となった。
最近の傾向からいって、多分みんなスラダンに改造されていくんだろう。
ここで、スライドダンパーのメリットを今一度おさらいしてみる。

  1. コーナー時に車両にかかる負担の軽減
  2. 継ぎ目等での安定性の向上
  3. スピード抑制
つまり、スピードがあがるメリットはない。
ここのサイトでも触れられているように遅いのだ。

だったら、なぜスラダンか。 簡単な事だ。
公式のデジタルカーブではそちらの方が安定するからだ。(もっとも、これに関しても異論はあるが後日)

少なくとも、店頭のJCJCベースのコースでは無理してスライドダンパーをつける意味は感じられない。

もう一度基本に返って硬いマシン作りを我々はおすすめしたい。

粗雑な話 1

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レツゴの隆盛から始まってポケモンに食い尽くされ、消えかかった炎は、諦めの悪いタミヤと物好きなファンによって再び再点火しつつある。

 
2次ブームからかれこれ20年近く一緒に遊んできた身としては、うれしい反面迷惑に思う気持ちも確かにある。
 
と、いうのも、最近ネットでコピペして意味もわからないまま組んでいるマシンや、よくわからないウザい体育会系の先輩後輩ノリや、子供を置き去りにして騒いでる大人が、明らかに目立つ。
しかもはばを効かせてるからたちが悪い。
 
われわれ古くからのファンはそっとしておいてほしいだけなんだ。
 
今この年齢で「子供の遊び」に本気で関わる上での、大人としての最低限のマナーはわきまえられるようになりたいと、そんな事を考えながら締める、初めての粗雑な話
 
 


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